*コロナ禍により、状況がつどつど変わっています。
○直行バス→「直行バスが運航していない」「直行バスの本数削減および乗車人数制限により、乗車までに時間がかかる」場合があります。
○周辺駐車場→スタジアムの動員制限により、混雑状況が緩和されています。観客動員5000人制限の頃に車で2回スタジアムに行きましたが、2回とも試合30分前にもかかわらず人気の市民ミュージアム前駐車場に停めることができました。
ただ、入場者数の上限がキャパの50%になってからは混雑具合が戻りつつあるそうです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
いきなりですが。
等々力周辺の駐車場事情はかなり厳しいです;;
川崎フロンターレの試合日に予約なしでスタジアムまで徒歩10分以内の駐車場を探すのは、試合開始2時間前でも相当リスキーだと思ってください。
バス&タクシーも曜日・時間帯・天候によっては予想外に時間がかかることがあります。
おすすめアクセス方法は「武蔵中原駅から徒歩!!」ですが、小さなお子さん連れの場合などはなかなか厳しいですよね。
うちも3歳の娘連れなので、できれば徒歩以外の手段で行きたいところ。
ということで。
車・バス・タクシー・自転車・徒歩それぞれでのアクセス事情&ノウハウを、年間20試合は等々力にサッカー観戦に行く子連れママ(はーい、私です)が考えてみました。
「最寄りの駅からレンタル自転車」というちょっとトリッキーな手段もご紹介。
サッカー観戦に行くときの参考になれば嬉しいです^^
等々力に車で行く場合の駐車場事情
抱っこ期の赤ちゃん、ベビーカーを卒業したての小さなお子さん、足腰にあまり自信のないご年配の方などと一緒に行くのであれば、やはり車は便利です。
ただし、駐車場の事前確保は必須になります。
また、駐車場によってはスタジアムまでかなり歩きますので、必ずしも「車=あまり歩かなくてすむ」というわけではありません。
駐車場の台数たりない問題
以前は、試合時に臨時駐車場が設けられるなどして一般サポーターにもそれなりの駐車場台数が確保されていました。
ところが、2016シーズンより臨時駐車場は閉鎖、ゲート裏にある利便性の高い駐車場も試合開催時は関係駐車場として使用されることになり、駐車場台数は大幅に減少しています><
その一方で、等々力をホームとするフロンターレの人気が高まるにつれて観戦に訪れる人の数はめちゃめちゃ増えているんです。
つまり、駐車場に停めるのはかなーりの激戦となります。
人気駐車場&試合開始の何時間前に行けば停められる?
いちばん人気の駐車場は、市民ミュージアム前駐車場です。
等々力陸上競技場と同じ等々力緑地内にある駐車場で、駐車台数は323台あります。
同じ等々力緑地内とは言っても、スタジアムまではそこそこ歩きます。
子ども連れですと、メインゲートまで10分で行けるかな?ちょっと難しいかな?という感じです。
フロンターレ試合時の「1回500円」という特別料金は廃止になりましたが、もともと料金は格安!
2時間以内の駐車は400円、以降30分ごとに50円の超過料金がかかるものの、たとえば6時間停めても800円で済んでしまうのです。
ですので、この駐車場は当然混みます。
土日祝日ですと、試合開始の3時間前でも余裕で満車です。
平日水曜開催の時はかなり混雑が緩和されるようですが、それでも対戦カードによっては試合開始3時間前でもやはり満車になります。
試合開始の何時間前に行けば停められる、という保証はないのです。
スタジアムの周辺には小さなタイムパーキングがたくさんありますので、ときには「お!試合開始まで1時間もないのに1台空きがあるじゃん!」なんてこともあります。
ですが、「あと30分で試合開始なのに、どこも空いてない!今から駅周辺まで戻って駐車場を探しても、試合に間に合わないいいい!」となる可能性のほうが大きいです。
駐車場は事前予約がおすすめ
もちろん、とても早い時間に行けば駐車場には停められます。
ですが、「試合開始5時間前に来て、駐車できました!」となっても、「さて、5時間どうしましょう?」となってしまいますよね。
フロンターレの試合日にはフロンパークなどで子どもが楽しめるイベントを行なっていることが多いですし、等々力緑地つり池(大人750円、子ども200円)でへら鮒を釣ったり、多摩川の河川敷を散歩したりとそれなりに楽しめますが、サッカー観戦前に親はぐったり疲れます;;
そうならないためには、駐車場の事前予約がおすすめです。
「等々力陸上競技場 駐車場 予約」で検索するといくつもサイトが出てきますので、まずは「とにかくスタジアムまで近い!」「車庫の広さ・高さ重視!」など、自分の条件にあう駐車場をいくつかピックアップしてみましょう。
「等々力陸上競技場まで徒歩1分」などという駐車場もありますが、入場ゲートによってはぐるっとまわらされて結局10分以上かかったなんてこともありますので、自分のチケットを確認した上で駐車場探しをしたほうが良いかもしれません。
フロンターレの試合開催日は通常より価格が上がっていることが多いですが、おおむね1日あたり1,000~3,000円で停めることができます。
サイトにもよりますが、2週間先までの予約を受け付けているところが多いようです。
条件のいいところは、試合開催日の予約が開始された途端にすぐ予約が埋まってしまうので、予約開始の日時をあらかじめしっかりチェックしておくと良いと思います^^
等々力まで直行臨時バスで行く場合の混雑事情
フロンターレの試合開催日には、武蔵小杉駅から直行臨時バスが出ます。
料金はICカードが大人206円、小児103円、現金だと大人210円、小児110円です。
北口と横須賀線口の2か所から出ていて、選手のアナウンスが流れたり、運転手さんがレプリカユニフォームを着ていたりと、楽しみながらスタジアムに向かえるよう工夫がされています。
ちなみに川崎市バスと東急バスとではアナウンスの担当選手が違いますので、どちらも利用してみてください♪
武蔵小杉駅北口から等々力への直行臨時バス
こちらがおそらくメインです。
川崎市バスと東急バスが、試合開始の約3時間前(平日開催は約2時間前)からピストン輸送でどんどんバスを出してくれています。
バスの乗車時間は約6~10分、そこからメインゲートまで徒歩約5分です。
多くのサポーターが利用しますので、バスはかなり混雑します。
平日夜の試合開始1時間半前でバス待ちの行列は15分ほど。
ぎゅうぎゅうに立って行くのが苦でなければ、「お急ぎの方、あと5人乗れます!」などと行列に声がかかることも多々ありますので10分ほどの待ち時間で済むと思います。
小さなお子さん連れの方は1台見送って、座っていくのがおすすめです。
また、ベビーカーはたたんでいても周りの人にガンガン当たってしまいます。
小さなものなら自分の席と前の席との間に置けますが、かなり窮屈です。
そこで、私は娘がベビーカーを卒業するまでは徒歩でスタジアムに行っていました。
ベビーカーなら子どもは座っていけますし、荷物もかけられますので、雨でなければ個人的にはバスよりも徒歩の方がいいかなーと思います。
武蔵小杉駅横須賀線口から等々力への直行臨時バス
東急バスが、試合開始の約2時間前から運行しています。
こちらはピストン輸送ではなく時間が決まっており、だいたい20~30分おきに出発です。
平日開催など、試合によっては運行がありません。
バスの乗車時間は約15~30分、そこからメインゲートまで徒歩約5分です。
北口のバスに比べると混雑度合いは少なめ。
ベビーカーを閉じなくても大丈夫であることが多いです。
ただし、土日の夕方は道路が混むことがあります。
渋滞にハマってスタジアムまで50分かかったことがありますので、こちらからバスに乗る場合は時間に余裕をみてください~。
等々力帰りのバス待ちは長蛇の列
フロンターレの試合時は帰路も武蔵小杉駅までの直行臨時バスが出ます。
試合終了から約30分間の運行です。
これは混みます(断言)!
行きはある程度時間がばらけますが、帰りはそうはいきませんからねえ;;
試合が終了する少し前にスタジアムを出る人たちも多いので、試合終了とともにダッシュでバス停に向かってもすでに長蛇の列ができています。
バスを待っている間に駅まで歩けてしまいそう、ということで我が家は徒歩です。
娘が途中で「もうあるけないから、だっこ!」と必ず言いだすのが困りものですが、そういうときは旦那と交代で抱っこをしています。
武蔵小杉駅横須賀線口への直行臨時バスは北口行きよりは行列がマシですので、どうしてもバスという方はこちらもご検討ください!
等々力までタクシーで行く場合のタクシー待ち列事情
タクシーを使用すると、武蔵小杉駅北口からは10分以内で料金はワンメーター、武蔵小杉駅横須賀線口からは15分程度で料金は1,000円前後ほどでスタジアム付近まで行けます。
ただし、夜開催の試合時はどちらもなかなかタクシーが来ません。
特に雨の日はタクシー待ちのお客の数も多いので、30分以上待つこともざらです。
また、横須賀線口から行く場合は、バス同様に道が混雑することがあります。
その場合は所要時間も料金もぐっとアップしますので、注意が必要です。
平日の金曜夜に試合が開催された際、横須賀線口から16時半ごろにタクシーに乗ったところ、「土日は17時過ぎると渋滞でどうにもならなくなるんで、その時間帯になるとこっち方面には来ないっていうタクシー運転手はけっこういますよ」と運転手さんも言っていました。
どうりでなかなかタクシーが来ないはずです><
ということで、「試合開始ギリギリだから、タクシーで行こう!」はかえって危険です。
しばらく待ってタクシーがつかまらなかったらバスか徒歩で行こう、というくらいの時間的余裕があるときの利用をおすすめします。
等々力まで自転車で行く場合の駐輪場&レンタサイクル事情
スタジアムのすぐ近くにあるテニスコート脇の駐輪場が使用できます。
機動性も高く、バスやタクシーのように待ち時間もなく、駅までの道も平たんなので、お近くに住んでいる方は自転車がおすすめです。
小さなお子さん連れでしたらチャイルドシート&レインカバーのついたマイ自転車が必須ですが、大人同士や自転車をすいすい乗りこなせるお子さんとでしたらレンタル自転車を利用するという手もあります。
近隣に住んでいなくても最寄駅から自転車でスタジアムに行ける裏技です^^
武蔵小杉駅近くでは、グランツリー武蔵小杉というショッピングモールの敷地内にシェアサイクルサービスのダイチャリ(ハローサイクリング)のステーションが設置されています。
また、セブンイレブンの武蔵中原駅前店や川崎新丸子東2丁目店などにもハローサイクリングのステーションが設置されていますので、空きさえあれば借りたところでないステーションに返却することもできて、意外と融通がききますよー。
このハローサイクリングのサービスは、利用するには会員登録が必要です。
最初は会員登録やアプリダウンロードの手間がかかりますが、予約ができますし、電動アシスト式の自転車なのでこぐのがラクですし、キャンセル料なしでキャンセルができるので天候などにあわせて利用ができます。
等々力まで徒歩で行く場合のどの駅から行くべきか事情
最寄り駅から徒歩で行く場合、3つの駅が使えます。
東急・JRの武蔵小杉駅北口から徒歩約20分、JR武蔵中原駅から徒歩約15分、東急の新丸子駅から徒歩約15分です。
道さえわかっていれば新丸子駅がいちばん近いのですが、道が細いので武蔵小杉に10年近く住んでいる私でもちょいちょい迷います。
ですので、道の大きさ、わかりやすさ、所要時間のバランスを考えると武蔵中原駅から歩くのがいちばんのおすすめです。
帰り道は、ぼんやりと人の流れに乗っているとどこかの駅にだいたい着きます(アバウト)。
武蔵小杉駅に向かう人の流れが主流ですので、「武蔵中原駅や新丸子駅に行きたいんだ!」という方は波に乗せられずにナビなどで道をしっかり確認することが必要です。
雨などが降っていなければ、そしてお子さんがベビーカーもしくは長距離歩けるほど体力があるようでしたら、徒歩もなかなかいいですよ~。
我が家は、帰り道はいつも徒歩1択です。
まとめ
等々力陸上競技場へのアクセス方法を考えるのであれば、「帰りはどうするのか?」を想定しておくことがとても大切です。
フロンターレの試合時には2万人以上の観客がほぼいっせいに帰宅の途につくわけですから、タクシーやバスは大混雑ですし、歩道には人があふれてごったがえします。
私のおすすめは、天候と同行者の都合が許すのであれば「最寄り駅まで徒歩」です。
ずっと抱っこしなくてはならないお子さんや足腰の悪いご年配の方が一緒なのであれば、試合終了前にスタジアムを出て武蔵小杉駅行きの直行臨時バスを利用するか、駐車場を予約して車を利用するといいと思います。
素敵な観戦の思い出をつくってくださいね!
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