反撃編、スタート!
翔太は菜奈を殺した犯人を探し出せるのか、黒幕は誰なのか。
物語があらたな展開にさしかかった「あなたの番です 反撃編」のあらすじネタバレを、どこよりも詳しくお届けします。
こりずに、めげずに、どこよりもポンコツな推理&考察もお届けです。
新キャストの横浜流星さんも今回から登場!
ラブコメ要員だったころの無邪気な翔太が懐かしくて遠い目になる、11話のあらすじネタバレをいつも通り詳しくご紹介していきます~。
推理&考察だけ見てやってもいいぜ、という方は目次からとんでくださいね。
→1~10話の簡易ver.あらすじネタバレはこちら
→特別編のあらすじネタバレはこちら
→反撃編(11話以降)の簡易ver.あらすじネタバレはこちら
→この人が黒幕だったらイヤすぎるランキングはこちら
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「あなたの番です」11話あらすじネタバレ
最愛の菜奈(原田知世)を亡くして呆然自失の翔太(田中圭)でしたが、犯人から菜奈の最期と思われる映像を送りつけられて目に暗い光が宿ります。
「なにもする気がない…?前言撤回、復讐する気満々だよ」
デスクにこぶしを叩きつけ、翔太は自分自身に宣言するのでした。
注目を集める殺人マンション
とある団地の前に引っ越しやのトラックが止まっています。
依頼主の青年の引っ越し先が「あのキウンクエ蔵前」だと知って、引っ越し業者のスタッフたちは動揺を隠せません。
榎本早苗(木村多江)によるミキサー主婦事件のおかげで、キウンクエ蔵前は悪い意味で一躍有名なマンションとなってしまったのです。
マンションの周りに大勢の報道陣がつめかけるなか、403号室の藤井淳史(片桐仁)は週刊誌記事を部屋で読みあさって自問自答していました。
今は完全黙秘している早苗ですが、結局は事件のことや、藤井を脅迫していたこともしゃべってしまうだろうとおびえているのです。
ブータン料理屋のガス管を包丁で切断したことを思い返す藤井。
事故で押し通せないか、証拠不十分でギリなんとか…と思い悩んだすえに、こういうときこそ得意のヤケクソだと開き直ります。
藤井はマンションの前で報道陣のインタビューに応じました。
早苗の印象や、Dr.山際とは同級生で仲が良かったことなどをペラペラと話していきます。
テレビを見ていたすみだ署の水城洋司(皆川猿時)は「あんまり騒ぎにしないでくれよ!こっちに飛び火するわ!」と渋い顔をしますが、時すでに遅し。
神谷将人(浅香航大)が差し出した雑誌には「ミキサー主婦は連続殺人犯!?」というタイトルで、マンションでほかにも殺人事件が起きていることが書かれていました。
警察はなにしてたんだと叩かれるぞ、と水城。
神谷はテレビに映る藤井を眺めながら、藤井は医者なので菜奈の遺体から検出された塩化カリウム製剤を手に入れるのも簡単ではないかと提言しました。
榎本への事情聴収
引き続き、藤井へのインタビューを見ていた水城と神谷でしたが、「すいません、そろそろ」と声をかけられて仕事へと戻ります。
2人の目下の重要な仕事は、DR.山際の件について黙秘を続けている榎本正志(阪田マサノブ)と早苗への事情聴取です。
水城と神谷は、榎本の事情聴取をはじめました。
懲戒免職寸前の状態だというのに、「副署長はなんと言ってる?」「事件については黙秘する」というばかりの榎本に水城はあきれ顔です。
榎本は妻への伝言という名目で「俺はまだ、お前に利用価値があると思っている。だから黙っている。安心しろ」と神谷に向かって言いました。
そんな怪しい伝言は伝えられないと水城に却下をされるものの、榎本は「ああ、そうですかあ」と神谷を見つめ続けます。
水城に事情を知られるわけにいかない神谷は、榎本の視線を受けながらひそかに顔をゆがめることしかできませんでした。
警察へのいら立ちが爆発
翔太が302号室でダーツの矢の先を鋭くけずる改造を行なっていると、水城と神谷がサイバー班の人間をともなってやってきました。
ドアを開けるなり、翔太は来訪を「遅い」と一刀両断。
菜奈の映像を送ってきた相手をつきとめてもらうために、PCにログインします。
廊下では、新管理人の蓬田蓮太郎(前原滉)から刑事が来たとの報告を受けた401号室の木下あかね(山田真歩)が蓬田とともに様子をうかがいに来ていました。
2人は時おり一緒に飲みにいっているようです。
蓬田が今日もどうかと誘っていると、エレベーターが開いて引っ越し業者が降りてきました。
「何号室!?」と血相を変えるあかねに、蓬田は304号室だと返答。
あかねはケイタイを取り出して、引っ越し業者たちの後ろ姿にシャッターを切りました。
水城とサイバー班が菜奈のPCを調べているあいだ、神谷はリビングで翔太に捜査の進展を報告しています。
部屋のなかの指紋は確認済みであること、事件前後に出入りした宅配業者の身辺は確認中であること、殺害に使われた毒物は塩化カリウム製剤であることが司法解剖でわかったこと。
注射で体内に入れられた痕跡があり、心不全を起こしたことが直接の死因だそうです。
大好きな人を解剖される気持ちがわかるかと翔太は問い、交換殺人のことをほかの刑事にも報告していたら菜奈は死なずに済んだのではと神谷を責めます。
この期におよんでまだ交換殺人のことを報告していないという神谷に翔太のいら立ちはつのりますが、もう少し待ってくれという神谷の頼みを受け入れました。
急いだところで、菜奈が帰ってくるわけではないからです。
その代わり「僕は僕で、勝手に動きますからね」という翔太に、神谷は了承するしかありませんでした。
PCの解析が終わりましたが、動画が完全に削除されているうえに海外のサーバーをいくつも経由しているため、投稿者の特定はできずじまい。
イラだった翔太は水城につかみかかります。
「刑事なら、さっさと犯人つかまえろよ!!」と叫ぶ翔太に、水城は厄払いのお守りを良かったらと差し出しました。
みんな頼りにならないが、自分1人ではどうしようもない。
「皆さん、しっかりしてくださいよ」と嗚咽まじりに訴える翔太に、刑事たち4人は誰もなにも言うことができませんでした。
マンションの住民たちの日常
104号室の石崎洋子(三倉佳奈)は、本格的に身体を鍛えることにしたようです。
マンションを取り囲むマスコミ陣にもひるむことなく、子どもたちと一緒に白い道着を着て「ファイ、オー!」と勇ましくかけ声をかけながら走りこみに出かけていきます。
ちょうど出くわした夫の健二(林泰文)は、洋子の勢いに呆気にとられるばかり。
マスコミに住民の方ですかと声をかけられて逃げるように立ち去るのでした。
101号室の久住譲(袴田吉彦)は、いまだ病院で意識不明のままです。
誰かがそんな久住の枕元にたたずんで、久住のことを見下ろしています。
夜、翔太は菜奈と寝ていたベッドに1人横たわっていました。
思い出すのは菜奈との幸せな日々。
菜奈のまくらを抱きしめながら、翔太はむりやり目を閉じるのでした。
コンビニに行こうと部屋を出た翔太は、301号室の尾野幹葉(奈緒)に「翔太さん、大丈夫ですか?」と声をかけられます。
自分が毎晩泣いているくらいなのに大丈夫なわけないですよね、とすぐに謝る幹葉。
幹葉は自分の涙だという透明な液体の入った小ビンを「こんなに悲しんでいる人間がいるんだってことが、せめてもの慰めになったらと思って」と差し出しました。
翔太の様子を見て小ビンをカバンに戻した幹葉は、「じゃ、一緒に行きますか」とマンションの住民会に誘います。
住民会があることを知らなかった翔太ですが、メンバーのなかに菜奈を手にかけた人物がいるかもという幹葉の言葉で参加を決めました。
住民会の新会長は意外なアノ人
住民会に出席していたのは、103号室の田宮淳一郎(生瀬勝久)、洋子、204号室の西村淳(和田聰宏)、幹葉、404号室の江藤祐樹(小池亮介)、藤井、あかねの7人。
その頃、202号室の黒島沙和(西野七瀬)は、住民会に参加するつもりだったのか時計を気にしながら小走りで公園の横を通り過ぎようとしています。
ところが、ベンチに1人で座る402号室の榎本総一(荒木飛羽)を見かけて、足を止めました。
住民会では、新しい会長選びの真っ最中。
今までは、ミキサー主婦として逮捕された早苗が会長をつとめていたのです。
打診をされた田宮は、早苗の前も自分がやっていたと不満顔をします。
ですが、順番で次に会長をするはずだった北川澄香(真飛聖)は引っ越してしまい、その次の順番である501号室の佐野豪(安藤政信)は住民会に出席したことがありません。
こうしている今も、住民会には出ずに「それだと、僕までつかまっちゃいますから」と電話でなにやらあやしげな会話をしています。
そのとき、意外にも西村が会長に立候補しました。
来年以降事業の拡大を考えているので、今のうちに順番を消化しておきたいとのこと。
翔太は、元管理人が転落死する直前に管理人室の近くで「ある音」を聞きました。
それは西村がキーケースを指でまわした時になる音によく似ています。
そのことを思い返しながら、翔太は西村を見つめていました。
横浜流星が演じる新住民登場!
公園で総一を見かけた沙和は、住民会への出席をやめて総一に声をかけたようです。
学校に行きはじめたものの、まだ誰とも仲良くなれていないという総一に「じゃあ、まず私が友達になってあげる」と笑顔を見せました。
住民会では、会長になった西村が住民の心のケアと称して「今後、事件のことは口にしないというのはいかがでしょうか?」と提案をします。
まだなにも解決していないのに、と激昂する翔太。
場に不穏な空気が流れるなか、1人の青年がドアを開けて入ってこようとします。
が、全員の視線が注がれると、すぐに部屋の外へ。
と思いきや「なんで戻ってきちゃったの?」と不満げな蓬田に押されて、また住民会が行なわれている部屋へと入ってきました。
彼は304号室に引っ越してきた新住民・二階堂忍(横浜流星)とのこと。
みずから名前も名乗らず、代わりに皆に紹介をした蓬田に「下の名前は気に入ってないので、内緒にしてほしいです」とフルネーム紹介後に言う奇妙な青年です。
勧められた席も断わり、立ったまま住民会に参加することになりました。
疑いの目
公園では、総一と沙和がたわいないおしゃべりをしています。
すると突然、派手ないでたちの婦人が総一に声をかけてきて、「あのお、どういったお知り合いですか?」と沙和にいぶかし気な目を向けました。
友達だよと答えた総一は、沙和に「おばさん。父さんの妹です」と紹介します。
総一の叔母である榎本サンダーソン正子(池津祥子)は、「やだ、ごめんなさい」「友達?」「大歓迎~」と沙和をハグ。
そんな3人を誰かが物陰から見ています。
沙和は気配に気づきますが、すぐにその人物はその場を立ち去ってしまいました。
住民会では、洋子が新住民の入居に反対を申し立てています。
ここがどういうところか知っているはずなのにどうしてわざわざ、と怪しんでいるのです。
あかねが週刊誌の記者ではと指摘しますが、二階堂はそれを否定します。
ただの大学院生で、学校が近いし、事件のことで家賃が格安になっていたので引っ越してきたのだと、二階堂は説明しました。
工学部で主に人工知能であるAIについて研究しており、今はウェブ上でリアルタイムに接客できるAIをつくっているとのこと。
AIをわけのわからないものと判断した洋子はますます二階堂の入居に難色を示しますが、江藤は二階堂が取り組んでいるAIの行動パターン分析のすごさを力説します。
FBIが凶悪事件の犯人のプロファイリングにも使っているという江藤の説明を受けて、二階堂も日本でも来年から警視庁で実証実験が始まるらしいと補足。
事件のことをもっと話しあいたいとイライラしていた翔太は、その話を聞いて表情を変えるのでした。
早苗への事情聴取
警察では、水城と神谷が早苗を事情聴取していました。
事件のことに関しては、うっすらとした笑みを浮かべて完全黙秘の早苗。
神谷たちは同じ質問をなんども繰り返し聞き続けているようです。
Dr.山際を殺したのは早苗1人なのか。
夫の協力はあったのか。
死体遺棄については現場の状況から2人以上の作業と推測されるが、間違いないか。
水城が菜奈の写真を見せて殺されたことを伝えても、あのマンションでなにが起きているのかと声を荒げられても、早苗はいっさい反応しません。
が、総一の話をしようとすると、表情をガラリと変えて「どうなりました!?」とすごい剣幕で水城たちに尋ねてきました。
あまり環境が変わるのも良くないだろうと、正子がマンションに引っ越してきて同居をして面倒をみている…と神谷が伝える近況に食い入るような表情で聞き入る早苗。
「元気ですよ、総一くんは」
その言葉に「よかった」と早苗は泣き笑いの表情でうなずきます。
ところが、水城が山際の件に話をもどそうとすると、早苗はすっと元のなにを考えているのかわからない表情にもどるのでした。
西村と翔太の「お願い」
住民会を終えた西村は、203号室のシンイー(金澤美穂)を訪ねます。
今、住民会をやっていたと聞いたシンイーは「こわいから出ない」と部屋のドアをしめようとしますが、西村はそれをおしとめました。
「それより、ちょっとお願いがあって」
そう切り出した西村に、シンイーはいぶかしげに「ん?」と聞き返すのでした。
302号室では、翔太がダーツの矢を片手に事件の推理をしています。
菜奈の殺害に使われた薬物を手に入れやすいだろう医師の藤井や、翔太に執着していた幹葉のことなどを怪しむものの、決定打となるようなことは考えつけません。
冷蔵庫を開けた翔太は、菜奈が買ってあった食材をずっととっておきたいけれど腐らすくらいならぜんぶ食べようと料理をはじめます。
包丁をみつめて、犯人を見つけても迷わず復讐ができるかと自問する翔太。
そのとき、住民会で会った二階堂のことをふと思い浮かべました。
304号室では、二階堂がゼリー飲料をくわえながらPCに向かっています。
そこに翔太がカセットコンロと鍋を持参で訪ねてきました。
強引に部屋に入って鍋をはじめる翔太ですが、他人の手料理が得意ではないという二階堂は鍋に手をつけようとしません。
そんな二階堂に、翔太は自分も本当は一緒にご飯を食べたくて来たわけではないことを素直に謝って真の目的を告げます。
「妻が殺されたんです。その犯人をプロファイリングしてほしいんです」
自分のAIは主に接客サービスのためのものだと断ろうとした二階堂ですが、翔太に事件の複雑さを聞かされて「おもしろそうな話ですね」と顔を輝かせました。
AIはデータさえ入れれば感情や思い込みに左右されずに客観的に答えを導きだすため、ことが複雑になればなるほど人間よりもパフォーマンスを発揮すると二階堂は饒舌に話しだします。
しかも、世界中で起きた凶悪犯罪のデータから未解決事件の犯人を予測するAIをつくっている人が先輩にいるとのこと。
犯罪が起きた場所、時間、天気、被害者の性別・年齢・背格好、殺害方法などからAIが犯人像をしぼりこむのだそうです。
その結果とゲーム参加者のプロフィールを比較すれば…と想像して「ヤバイ、興奮してきた」と笑みをこぼす二階堂に、翔太は不快感を示します。
ですが、なにが失礼なのかわからない様子の二階堂に、翔太は「いえ、お願いしてるのに、失礼なのは僕のほうでした」と謝って協力を要請しました。
バディ誕生、データ集めスタート!
田宮は劇団の稽古中です。
端役にもかかわらず、勝手なアドリブを入れて現場を困らせています。
一方の翔太は、さっそく二階堂を連れてデータを集めをスタートしていました。
まずは沙和の部屋を訪ね、ホワイトボードに書かれたゲームで誰がなんと書いて、なんの紙を引いたのかなどの情報をPCにインプットしていく二階堂。
情報が多ければ多いほど正確な結果が出るんだってと言う翔太に、沙和は「統計学みたいなことなんですかね」と理解を示します。
基本は統計学だが、データの解釈のしかた自体はAIが自分で学習していくため、同じ情報から人間では気付かない要素を見つけ出して犯人を割り出す、と二階堂は説明しました。
データ入力が終わるやいなや、次へ行こうという翔太に二階堂はあきれ顔で今の時刻を尋ねますが、翔太は「11時半だね」と気にする様子もありません。
あきらめ気味の二階堂を連れて、翔太は洋子の部屋へと向かいます。
道着で出てきた洋子は「なんですか、こんな時間に」とドアをピシャリ。
翔太は悔しがりますが、二階堂はこの時間の来客を非常識に思う常識のある人という情報と、明日の天気予報を見て玄関に家族分の傘と長靴を用意する計画性のあるタイプという情報は追加できるとPCに入力していきます。
「おお!じゃあ、次行こう!」
そう言って歩き出す翔太の後ろ姿を見ながら、二階堂は「常識なし」と翔太の欄にインプットするのでした。
次に2人が訪ねたのは203号室のシンイー。
クオン(井阪郁巳)とイクバル(バルビー)にはばまれて話をすることもできません。
シンイーのことをかばうクオンに、翔太は「シンイーちゃんのこと好きなんだね」「僕も大好きな人がいたけど、もう一生会えないんだよ。せめて犯人をつかまえたい」とうったえます。
その言葉に立ち上がったシンイーでしたが、翔太たちはクオンとイクバルによって追い出されてしまいました。
二階堂は、シンイーが立ち上がったことでだいたいの心情がわかった、あと、クオンとおそろいの靴下をはいていたので人生における恋愛のプライオリティが高いタイプだと冷静に分析してデータを打ち込んでいきます。
そこに201号室から、西村が出てきました。
続いて部屋の住民である妹尾あいり(大友花恋)と柿沼遼(中尾暢樹)も出てきて、3人は翔太の話も聞かずに出かけていってしまいます。
二階堂は3人がゲームの参加者ではないことを聞くと、まずはゲームの参加者の情報だけを集めようと翔太をなだめました。
次に2人が向かったのは幹葉の部屋。
インターフォンを押してもいっこうに反応はありません。
転落死した元管理人の手作りドアプレートを二階堂がなにげなく引っくりかえすと、そこにはリアルなタッチで描かれたいくつもの目。
翔太は「お、おお。なにこれ」と声を上げますが、二階堂は「絵がうまい」と動じもせずにデータを打ち込んでいきます。
次は、藤井の部屋です。
「何回、来るんだ!?」「夫婦そろってしつこいな」とため息をつく藤井に、「どういう意味ですか、菜奈ちゃんとなに話したんですか?」と翔太が食い下がります。
が、二階堂は壁に飾られた女性の肖像画を写真に撮って「臆病で短気」「猜疑心が強い」「異性に対する奇妙な執着?」とPCに打ち込むのを見た藤井は、2人を追い出すのでした。
夜も更け、2人は二階堂の部屋にもどります。
今日はこの辺で…という二階堂に、翔太は「それで、犯人は?」と意気込んで尋ねました。
これからデータをまとめて、そのデータから犯人を予測するAIをつくっていくので何日もかかると二階堂は作業にとりかかります。
しかし翔太は、沙和もゲーム参加者なのに話を聞かなかったと深夜1時過ぎに勝手に二階堂の部屋に呼び出すなど、完全な暴走状態です。
シンイーの告白であの部屋が暴かれる!?
夜が明けて、朝8時。
沙和は二階堂の部屋のソファで目覚めました。
ずっと作業をしていたという二階堂は、人の匂いが苦手なので消臭スプレーを使ってくださいと沙和に悪気なく言い放ちます。
そこに、朝ご飯をつくりに部屋に帰っていた翔太が、シンイーとともにやってきました。
シンイーは菜奈の事件があるまでは大したことじゃないと思っていたといって、自分が目撃したことを話しにきてくれたのです。
それによると、蓬田があかねに「さんまる…」と耳打ちしながらカギを渡していたとのこと。
菜奈が亡くなる前の話だと告げたシンイーは、あとはなにも知らないからもう私たちのことは調べないでと頼みますが翔太は聞く耳ももたずに部屋を飛び出します。
あかねの部屋のインターフォンを鳴らしながらドアを叩く翔太ですが、反応はありません。
そこで翔太は管理人室に行って蓬田をつかまえ「俺の部屋のカギ、木下さんに渡したよな」としめあげました。
蓬田は「それ、304のです」と否定します。
302は分譲なのでカギは持っていない、スペアキーは賃貸の部屋しか預かってないと、蓬田はキーボックスを翔太に見せました。
翔太は「木下さんの部屋って401だよね」とあかねの部屋のスペアキーを手にして、あかねの部屋へと直行し部屋のなかに押し入ります。
あわてて追いかけた蓬田と二階堂と沙和でしたが、あかねの部屋のなかの異常さに翔太を止めるどころではなくなってしまいました。
壁一面に貼られた一連の事件の資料、「死体の隠し方」「バレない殺し方」などの書籍、何種類ものナイフ、「毒物・劇物犯罪事件簿」という書籍の上に置かれた謎の小ビン3本。
カーテンで隠された戸棚には、部屋ごとにわけてラベリングされた大きなビンがずらり。
ビンの中身はおそらくゴミ袋からの収集品。
ゴミ箱、集合ポストのビンもあります。
翔太の部屋のビンにはたくさんの薬袋が入っているようです。
思わずよろけた沙和がオーディオに倒れ込むと、「ジュリアに傷心」が大音量で流れだしました。
そこに、あかねが帰宅。
「あかねさん、これ、なんなの?」と動揺する蓬田をよそに、あかねは言い放ちます。
「ちょっと早いな。このタイミングで、私までたどり着いちゃいますか」
あかねはそう言って、不敵に微笑むのでした。
「あなたの番です」11話ネタバレ感想
ブータン料理屋のガス管を切断したのは藤井で確定ですか、ね。
藤井はビビリなのでガス管を切断できずに逃げたと考察していたのですが…。
いや、でも現場で藤井がしていたゴム手袋の色は薄い空色、ガス管を切断している手にはめられたゴム手袋は濃い青色のような気もします。
本当に切断をしていたら、「ギリ、事故で押し通せるのかな」とは言わない気もしますし、まだ黒幕が最後に手を下した説もとっておくことにしましょう。
それから、報道陣のインタビューで藤井は山際のことをなんて呼んでいました?
「いわいちゃん」と聞こえたのですが、名前とは関係なさそうですし…どなたか聞こえた方がいらしたら教えてください!
あと、菜奈との思い出を回想するシーンで流れたのは、田中圭の歌声です…よね?
切ないシーンで切ない歌なのですが、なんだろう、急に月9とか韓ドラとかになったみたいで、ちょっとクスッとしてしまいました。ごめんなさいm( )m
新キャラの二階堂君は人の心にはちょっとうといようですが、怒りでキャラが変わっちゃってる翔太とかなりいいコンビなような気がします。
どっちも困ったタイプですが、イケメンなので翔太も二階堂も許す(きっぱり)!
推理&考察!木下あかねの正体は!?
木下あかねは作家か雑誌記者ではないか、と考察している方が多いようですね。
「死体の隠し方」など、久住のもとに届いた本の作者・青川エルだという説もチラホラ。
ただ、蓬田が以前あかねは本名で活動していると言っていました。
また雑誌記者だとして、蓬田に協力してもらっているとすると、蓬田は部屋のなかを見てあんなにおどろくでしょうか?
まあ、ゴミを収集しているのには驚いてひくかもしれませんが、あのゴミ収集ボトルが発見される前からかなりビビっていましたよね。
となると、ちょっとライター系というのは違うかなと。
普通にユーチューバーなのかなと思ったんですが、違いますかね。
配信用に蓬田に304号室のカギをかりてたのかなーと考察しました。
あの部屋で配信はムリですもんね^^;
それから、管理人キーボックスの中身から、201号室、301号室、304号室、401号室、404号室、501号室が賃貸であることがわかりました。
浮田たちの部屋、幹葉の部屋、二階堂の部屋(元・北川澄香の部屋)、あかねの部屋、江藤の部屋、佐野の部屋ですね。
203号室のシンイーの部屋は賃貸ではないんですね。
イクバルの持ち物でしょうか。
また、303号室も賃貸ではないというのは意外でした。
賃貸じゃない組の動きは、ちょっと注視していきたいと思います。
「あなたの番です」各話のあらすじネタバレ
「あなたの番です」各話のネタバレは以下から見てください。
くわしくネタバレしています~。
11話 12話 13話 14話 15話
16話 17話 18話
見逃し配信は下記をチェック!
各部屋の中がのぞけるオリジナルストーリー「扉の向こう」も配信中ですよ~
今回の配信は203号室・シンイーたちの部屋です。
イチャイチャできないと怒るシンイー&クオンが可愛いv
でも、イクバルズがシンイーのためならなんでもするって誓ってたのは殺人もなのかしら…と不穏さも感じさせるお話でした!
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